ブレーカが雷サージなどで不要動作した場合、自動復帰させます!!

PAT.4339668

       自動復帰ブレーカ             単相3線式用

本装置は雷サージ、振動などで動作したブレーカをあらかじめ設定した条件で、マイコン制御により自動的に復帰させます。
過負荷・短絡および漏電の場合は復帰させず永久遮断とします。
これまでは、悪天候の中、人手による復帰作業が必要でしたが、本装置の導入により遠隔地など、復旧に時間を要する箇所で威力を発揮します。

特長
●復旧時間を大幅に短縮
自動化により、現地対応が可能
●永久遮断の原因がわかる
どのモードで永久遮断したか確認が可能
●ブレーカ動作の履歴が確認できる
モードごとの動作回数が確認可能
●動作の原因によって、自動復帰の可否を判断

動作判別モード
復帰動作
備考
する しない
中性線欠相
過負荷・短絡
漏電
雷サージ


復帰回数 1,3,5回または無制限に設定可能
復帰時間 1,5,10,30,60,300秒に設定可能

その他
用途
●遠隔地や多雷地域の各種設備
●防災無線、情報板、監視カメラ、携帯電話基地局などの重要設備
外観図

仕様
項 目 仕 様 ・ 性 能 備 考



定格
定格電圧 AC 単3 100/200V 50/60Hz
極数・素子数・フレーム 3P・2E・30AF/50AF
定格電流 20A・30A・40A・50A
定格感度電流 30mA 漏電ブレーカタイプ
定格遮断容量 1.5kAまたは2.5kA 20A、30Aは1.5kA



自動復帰性能



負荷の状態と動作
中性線欠相

永久遮断
過負荷・短絡
漏電
雷サージ トリップ回数が設定回数を超えると永久遮断
30分サイクルシステムによる
その他
復帰回数 回数(回) 1,3,5または無制限
設定変更可能
復帰時間 時間(秒) 1,5,10,30,60,300



その他
雷サージ電流耐量 7000A 8/20μs 2回通電可能な電流値
雷サージ耐電圧 30kV 1.2/50μs 線間/対地間 各3回印加
絶縁抵抗 100MΩ以上 DC500V絶縁抵抗計により測定
動作耐久性 10000回 JIS C 8370, JIS C 8371
標準使用状態 -10~+40℃ 45~85%RH (-20~+55℃・95%RHにて異常なく動作)

*本カタログの寸法・仕様等は製品改良のため、予告なしに変更することがあります。


注意!!
◆本製品はブレーカが雷サージ、振動などでトリップすると自動的に復帰しますので、復帰により危険(火災・感電・人身事故など)が予想される設備などには使用しないでください。
◆本製品には雷対策を施していますが、直撃雷など大きな雷電流が侵入した場合故障する事がありますので、別途SPDの設置をお勧めします。